執筆
編集エージェント
Editorial Agentによる自律的な推論と編集。ReActパターンとツールアクセス
BluePeriod の エージェントモード では、AI がプロジェクトのプロットと原稿に直接アクセスし、自律的に推論しながら編集を行います。これは単なる「AIに書かせる」機能ではなく、人間とAIが共に物語を構築する ための仕組みです。
エージェントモードとは
通常のチャットでは、AI はユーザーの質問に対してテキストで応答します。エージェントモードを有効にすると、AI は プロジェクトID を元に以下の操作を直接実行できるようになります。
- プロット構造の読み取り・編集
- 原稿の読み取り・生成・書き換え
- 長期記憶の検索
エージェントは UI を介さずデータに直接アクセスするため、人間には煩雑な操作を自律的に完遂できます。
ReAct パターン
エージェントは ReAct(Reasoning and Acting)パターン に従って動作します。
- Reasoning(推論) — ユーザーの要求を分析し、何をすべきかを考えます
- Acting(実行) — 必要なツールを呼び出して操作を実行します
- 観察 — 実行結果を確認し、次のアクションを決定します
このサイクルを繰り返すことで、複雑なタスクを段階的に遂行します。
実行の例
ユーザーが「第3章の展開をよりドラマチックにして」と指示した場合:
1. [推論] 第3章の現在の内容とプロット構造を確認する必要がある
2. [実行] blueperiod_get_raw_plot で第3章のプロットを取得
3. [実行] blueperiod_get_raw_manuscript で第3章の原稿を取得
4. [推論] 緊張感を高めるために、セクション2の結末を書き換えるべきだ
5. [実行] blueperiod_rewrite_manuscript で該当セクションを書き換え
6. [観察] 書き換え結果を確認。テーマと整合しているか評価
7. [応答] ユーザーに結果を報告利用可能なツール
エージェントは以下のツールにアクセスできます。
プロット操作
| ツール | 説明 |
|---|---|
blueperiod_get_raw_plot | プロット構造全体を取得 |
blueperiod_get_plot_context | 特定項目のコンテキストを取得 |
blueperiod_parse_plot | プロットを解析 |
blueperiod_refine_plot_item | プロット項目を精錬 |
blueperiod_add_plot_structure | 新しい構造を追加 |
blueperiod_edit_plot_item | プロット項目を編集 |
blueperiod_delete_plot_item | プロット項目を削除 |
原稿操作
| ツール | 説明 |
|---|---|
blueperiod_get_raw_manuscript | 原稿を取得 |
blueperiod_generate_manuscript | 原稿を生成 |
blueperiod_rewrite_manuscript | 原稿を書き換え |
blueperiod_apply_manuscript_adit | SEARCH/REPLACE形式で精密編集 |
blueperiod_apply_manuscript_delimiter | 区切り文字形式で編集 |
blueperiod_overwrite_manuscript | 原稿を上書き |
記憶操作
| ツール | 説明 |
|---|---|
list_memory_dates | 記憶が存在する日付一覧を取得 |
read_memories_by_date | 指定日の記憶を読み込み |
実行前確認
エージェントがプロジェクトに変更を加える際、実行前確認ダイアログ が表示されます。設定画面から、各ツールごとに確認の要否を設定できます。
すべてのツールで確認を有効にしておくことで、AI が意図しない変更を加えることを防げます。信頼できる操作パターンが確立されたら、確認を省略する設定も可能です。
思考ログ
エージェントの推論プロセスは 思考ログ として確認できます。AI がどのような理由でどのツールを選択したのか、どのような判断基準で行動したのかを可視化することで、AI の振る舞いを理解し、より適切な指示を出せるようになります。
設定画面で思考ログの展開状態を調整できます。
次のステップ
- ai-generation — 通常の本文生成機能
- ai-characters — AIキャラクターの設定