AIによる生成
Section / Story / Chapter / Arc / Part 単位の自動生成、空原稿の作成
BluePeriodでは、AIにプロットに基づいた本文を自動生成させることができます。生成は Section 単位だけでなく、Story、Chapter など上位の層でも実行可能です。
原稿の作成方法
左パネルの各層のアイテムには2つのボタンがあります。
| ボタン | 説明 |
|---|---|
| ▶(生成) | 原典言語で原稿を作成します。空の原稿 または AI生成 から選択 |
| 🌐(翻訳) | 翻訳言語で原稿を作成します。言語 → 作成方法 の順に選択 |
▶ ウィザード
- 作成方法の選択 — 空の原稿 / AI生成 をクリックすると即時実行
- 上書き確認 — 既存の原稿がある場合のみ表示
AI生成の詳細
生成単位と動作
| 単位 | 動作 |
|---|---|
| Section | その Section の本文を1つ生成します |
| Story | Story 内の各 Section に対して順次生成します |
| Chapter | Chapter 内の各 Story → Section に対して順次生成します |
| Arc / Part | さらに上位の単位で、配下の全 Section を順次生成します |
上位の単位で生成を実行すると、配下の Section が一括で処理されます。
生成のコンテキスト
AI は以下の情報をコンテキストとして参照します。
- プロット構造 — 対象 Section の親要素(Story、Chapter、Arc、Part)のタイトルとメタデータ
- テーマ — Chapter に設定された
theme - 目的 — Story に設定された
story_purpose - 目標文字数 —
expected_word_countやtarget_word_count
これらのメタデータを充実させるほど、生成結果の品質が向上します。
プロット構成設定と生成の関係
プロット構造化時に設定した構成パラメータ(部数・編数・章数・話数・節数・文字数)は、各Sectionのtarget_word_countの基準として機能します。構成設定で「各節3,000文字」を指定してプロットを構造化した場合、各Sectionの目標文字数は3,000文字に設定されるため、AI生成時のボリューム感が安定します。
詳細は plot-structure の「構成設定」セクションを参照してください。
翻訳原稿の作成
🌐(翻訳)ボタン からウィザードを開くと、翻訳言語で原稿を作成できます。
- 言語選択 — グリッド形式の言語一覧からクリック(選択状態は次回以降も保持されます)
- 作成方法の選択 — 空の原稿 / AI翻訳 をクリックすると即時実行
- 上書き確認 — 既存の原稿がある場合のみ表示
原稿の書き換え
既存の原稿を AI に書き直させることもできます。書き換え(Rewrite) 機能を使うと、AI が元のテキストを参照した上で、指示に沿って再構成します。
書き換えの指示例:
「このセクションの結末をより余韻のある表現に書き換えて」
「登場人物の心理描写を深くして書き直して」
「文章のテンポを速く、会話を増やして」プロットのリファイン
プロット構造の各要素(Part, Arc, Chapter, Story, Section)をAIにリファインさせることができます。
左パネルの各アイテムの「Focus and Refine」からダイアログを開き、指示を入力してAIにリファインを依頼します。
- Diff表示: Original(元のプロット)とNew(リファイン後)の差分を文字単位で表示
- 結果の永続化: ダイアログを閉じても結果が保持され、再度開くと状態(指示、生成結果)が復元される
- 切り替え警告: 別アイテムをRefineしようとすると、現在の結果を破棄するか確認される
リファインの指示例:
「この章の構成を見直して、起承転結を明確にして」
「キャラクターの動機をより深く掘り下げるプロットに修正して」
「物語のテンポを改善し、冗長な説明を削除して」Adit形式による精密な編集
AI は SEARCH/REPLACE 形式の Adit 編集により、原稿の特定の箇所だけを精密に置換できます。文脈や文体を維持したまま、部分的な修正のみを行いたい場合に適しています。
安全なバッチ処理
複数 Section の一括生成など、大量の API リクエストが発生する操作では、内蔵ジョブキューが API レートリミットを管理します。設定画面の APIリクエスト間隔 で、リクエスト間の待機時間を調整できます。
生成結果の編集
AI が生成したテキストはそのまま確定されるのではなく、手動で自由に編集できます。生成結果をベースに、自分の言葉で磨き上げる — という使い方を想定しています。
BluePeriod の哲学では、AI は「生成ボタン」ではなく「伴走者」です。生成された文章を出発点として、人間の手で物語を完成させてください。
次のステップ
- ai-editorial-agent — エージェントによる自律的な推論と編集
- ai-translation — プロジェクト単位のメタデータ翻訳