記憶システム
長期記憶の仕組み、セマンティック検索、.bluememory形式でのエクスポート/インポート
BluePeriod の AI アシスタントは、長期記憶 を活用することで、一貫性のある文脈を保ちながら対話を続けられます。このページでは、記憶システムの仕組みと使い方を解説します。
長期記憶とは
通常、AI チャットは対話セッション内でのみ文脈を保持します。セッションを閉じると、AI は以前の対話内容を忘れます。
長期記憶を有効にすると、AI は 過去の対話内容を記憶 し、新しいセッションでも関連する情報を自動的に参照します。これにより:
- 以前相談したプロットのアイデアを覚えている
- キャラクターの設定や関係性を把握している
- 前回の続きからスムーズに再開できる
- 物語の一貫性を維持しやすくなる
仕組み
ベクトル検索(Orama)
BluePeriod は Orama をベクトルデータベースとして使用し、記憶のセマンティック検索を実現しています。
- 対話内容がベクトル化されてインデックスに登録されます
- 新しいメッセージを送信すると、関連する過去の記憶がベクトル類似度で検索されます
- 検索された記憶が AI のコンテキストに自動的に注入されます
記憶の検索条件
設定画面で以下のパラメータを調整できます。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| 検索結果数 | 一度に取得する記憶の最大件数 |
| 類似度しきい値 | 検索結果として採用する最低類似度。高くするほど関連性の高い記憶のみを参照 |
記憶の管理
データベース管理画面
/database-management にアクセスすると、記憶データを含むローカルデータベースの管理が可能です。
記憶の日付一覧
エージェントは list_memory_dates ツールで記憶が存在する日付一覧を取得し、read_memories_by_date で特定の日の記憶を読み込めます。
.bluememory 形式
長期記憶は .bluememory 形式でエクスポート・インポートできます。
エクスポート
記憶データを .bluememory ファイルとして書き出します。これにより:
- 別のデバイスに記憶を移行できる
- バックアップとして保存できる
- 別のプロジェクトで同じ記憶を再利用できる
インポート
.bluememory ファイルを読み込むと、既存の記憶に追加されます。インポート後は、AI が新しい記憶も含めて検索・参照するようになります。
メモリ機能の有効化
AI チャットの設定で メモリ機能 を有効にすると、長期記憶が自動的に使用されます。無効にすると、AI は現在のセッション内の対話のみを参照します。
Tip: 長編プロジェクトでは、メモリ機能を有効にしておくことをお勧めします。キャラクター設定やプロットの決定事項が蓄積され、AI の応答の一貫性が向上します。
次のステップ
- ai-assistant — メモリ機能を使った AI との対話
- ai-characters — キャラクター設定によるペルソナの定義