Desktop版
Tauri V2 Desktop版の固有機能、ローカルLLM対応、MCP sidecar
BluePeriod の Desktop版 は、Tauri V2 で構築されたネイティブアプリケーションです。Web版の全機能に加えて、ネイティブ環境ならではの利点を備えています。インストール方法については installation をご覧ください。
Desktop版ならではの機能
ローカルLLM対応
Desktop版では、Ollama や LM Studio などのローカルLLMサーバーと直接通信できます。
Web版ではブラウザのCORS制限によりローカルサーバーへのリクエストがブロックされますが、Desktop版ではこの制限がありません。APIキーなしで、完全にオフラインの環境でAI機能を利用できます。
設定方法は ai-setup の「ローカルLLMの設定」セクションをご覧ください。
MCPサーバー(sidecar)
Desktop版には MCP(Model Context Protocol)サーバー が内蔵されています。これにより、Claude Code や Cursor などの外部AIエージェントから BluePeriod のプロジェクトを直接操作できます。
アーキテクチャ
外部AIエージェント(Claude Code等)
│
│ STDIO
↓
mcp-stdio-server
│
│ Hono Broker(HTTP変換)
↓
WebView Bridge → BluePeriod アプリ- STDIO サーバー: 標準入出力を通じて外部エージェントと通信
- Hono Broker: STDIO を HTTP に変換し、WebView Bridge 経由でアプリに橋渡し
- WebView Bridge Pattern: 外部エージェントと内部エージェントが同じツール定義を共有
Human-in-the-Loop(HITL)
外部エージェントがプロジェクトに変更を加える際には、アプリ内で確認ダイアログが表示されます。ユーザーが明示的に許可しない限り、変更は適用されません。
MCPの詳細については、mcp-overview をご覧ください。
ネイティブ機能
ウィンドウ状態の永続化
ウィンドウのサイズと位置が自動的に保存され、次回起動時に同じ状態で復元されます。
ネイティブファイルダイアログ
エクスポート・インポート時に、OS標準のファイルダイアログが使用されます。ドラッグ&ドロップにも対応しています。
システムトレイ
アプリをシステムトレイに常駐させ、バックグラウンドで動作させることができます。トレイアイコンから素早くアクセス可能です。
OS通知
アプリの通知がOS標準の通知システムと連携します。
自動更新
GitHub Releases 経由で新しいバージョンがリリースされると、アプリ内で自動的に更新を検知し、アップデートできます。
Web版とDesktop版の比較
| 項目 | Web版 | Desktop版 |
|---|---|---|
| 利用開始 | ブラウザアクセスのみ | インストーラーが必要 |
| データ保存 | IndexedDB(ブラウザ内) | IndexedDB(ローカル) |
| ローカルLLM | 非対応(CORS制限) | 対応 |
| MCPサーバー | 非対応 | 対応(sidecar) |
| ファイルアクセス | ブラウザ制限あり | ネイティブアクセス |
| システムトレイ | なし | あり |
| 自動更新 | 常に最新版 | アップデーター経由 |
| データ互換性 | .blueperiodで移行可能 | .blueperiodで移行可能 |
.blueproject 形式でプロジェクト単位でのデータ移行なども可能です。詳細は import-export をご覧ください。
次のステップ
- installation — Desktop版のインストール方法
- cloud-sync — クラウド同期の設定