MCP
Adit編集
SEARCH/REPLACE形式の構造化編集。JSONパッチと区切り文字の2形式
原稿の一部だけを修正したい場合、全文を書き直すのではなく Adit(Structured Edit) を使って特定の箇所だけを精密に置換できます。BluePeriod の MCP では、2つの Adit 編集形式をサポートしています。
なぜ Adit 編集が必要か
AIに原稿全体を生成させると、変更したい箇所以外も書き換わってしまうリスクがあります。Adit 編集では 変更箇所だけを明示的に指定 するため、文脈や文体を維持したまま部分的な修正が可能です。
JSONパッチ形式(Adit)
blueperiod_apply_manuscript_adit ツールは、JSONパッチ形式の編集を適用します。
パラメータ
| パラメータ | 型 | 説明 |
|---|---|---|
projectId | string | 対象プロジェクトID |
sectionId | string | 対象セクションID |
thought_process | string | AIの思考過程(なぜこの編集を行うか) |
edits | array | 編集操作の配列 |
edits の各要素
| フィールド | 説明 |
|---|---|
original_snippet | 置換元のテキスト断片(完全一致する必要がある) |
new_snippet | 置換後のテキスト |
例
{
"projectId": "abc-123",
"sectionId": "sec-456",
"thought_process": "情景描写をより感覚的にするため、「暗い」を「群青の闇」に変更",
"edits": [
{
"original_snippet": "窓の外は暗かった。",
"new_snippet": "窓の外には群青の闇が広がっていた。"
},
{
"original_snippet": "彼女は立ち上がった。",
"new_snippet": "彼女は静かに席を立った。椅子が床をこする音だけが、教室の沈黙を破った。"
}
]
}original_snippet は原稿内のテキストと 完全に一致 している必要があります。一致しない場合、その編集はスキップされます。
区切り文字形式(Delimiter)
blueperiod_apply_manuscript_delimiter ツールは、区切り文字を使った SEARCH/REPLACE ブロック形式の編集を適用します。複数の編集を1つのテキストで指定できます。
フォーマット
<<<<<<< SEARCH
置換元のテキスト
=======
置換後のテキスト
>>>>>>> REPLACE例
<<<<<<< SEARCH
窓の外は暗かった。
=======
窓の外には群青の闇が広がっていた。
>>>>>>> REPLACE
<<<<<<< SEARCH
彼女は立ち上がった。
=======
彼女は静かに席を立った。椅子が床をこする音だけが、教室の沈黙を破った。
>>>>>>> REPLACEアーティファクトへの適用
同じ形式はアーティファクトの編集にも使用できます。
blueperiod_apply_artifact_adit— JSONパッチ形式blueperiod_apply_artifact_delimiter— 区切り文字形式
2形式の使い分け
| 項目 | JSONパッチ形式(Adit) | 区切り文字形式(Delimiter) |
|---|---|---|
| 構造化 | JSONオブジェクト | プレーンテキスト |
| 思考過程 | thought_process で記述可能 | 別途記述が必要 |
| 複数編集 | edits 配列で指定 | 複数ブロックを連結 |
| 向いている用途 | プログラマティックな操作 | 自然言語での指示と相性が良い |
次のステップ
- tool-reference — 全ツールのリファレンス
- examples — Adit編集を含む実践例