MCP
実践例
Claude CodeからBluePeriodを操作するワークフロー、エージェントと共に執筆する具体例
このページでは、外部AIエージェント(Claude Code等)から BluePeriod の MCP を通じてプロジェクトを操作する具体的なワークフローを紹介します。
前提条件
- BluePeriod Desktop版が起動していること
- MCP接続が設定済みであること(setup を参照)
- 操作対象のプロジェクトが存在すること
例1: プロジェクトの確認
まずはプロジェクトの状況を把握します。
ユーザー: BluePeriodのプロジェクト一覧を教えて
エージェント: blueperiod_list_projects を呼び出し...
→ プロジェクト一覧を表示
ユーザー: 「群青の教室」プロジェクトのプロット構造を見せて
エージェント: blueperiod_get_outline を呼び出し...
→ ツリー形式のプロット構造を表示このように、blueperiod_list_projects で projectId を特定し、以降の操作でその ID を使い回すのが基本的なパターンです。
例2: 原稿の確認と修正
特定のセクションを読んで、一部を修正します。
ユーザー: 「群青の教室」の第1章第1話の原稿を読んで
エージェント:
1. blueperiod_get_raw_plot で該当セクションのIDを特定
2. blueperiod_get_raw_manuscript で原稿を取得
→ 原稿を表示
ユーザー: 最初の段落の情景描写をより冬らしくして
エージェント:
1. 該当箇所を分析
2. blueperiod_apply_manuscript_adit で編集を適用
→ original_snippet: "朝の光が教室に差し込んでいた。"
→ new_snippet: "十二月の朝の光は薄く、教室の窓ガラスに白い息が結んでいた。"
3. アプリ内でHITL確認ダイアログが表示
4. ユーザーが承認 → 変更が適用される例3: プロットの再構築
AIと相談しながらプロットを整理します。
ユーザー: 「群青の教室」の第2部の展開が弱い。改善案を出して
エージェント:
1. blueperiod_get_raw_plot で第2部の構造を取得
2. blueperiod_get_raw_manuscript で既存の原稿を確認
3. 分析結果をもとに改善案を提示
ユーザー: その案を採用して、第2部のChapter 3のテーマを変更して
エージェント:
1. blueperiod_edit_plot_item でテーマを更新
→ theme: "葛藤と選択" → "迷いと決意の境界"
2. アプリ内でHITL確認ダイアログが表示
3. ユーザーが承認 → プロットが更新される例4: 新しいセクションの追加と生成
プロットに新しいセクションを追加し、本文を生成させます。
ユーザー: 第3章に「美術室の夕暮れ」という新しい話を追加して
エージェント:
1. blueperiod_add_plot_structure で新しいStoryとSectionを追加
2. 追加されたSectionのIDを取得
3. generate_manuscript で本文を生成
→ テーマと文脈に基づいた原稿が生成される
4. アプリ内でHITL確認
5. ユーザーが承認 → 新しいセクションが追加される例5: アーティファクトを活用した壁打ち
長期的な考察や設定メモをアーティファクトとして管理します。
ユーザー: このプロジェクトのキャラクター関係図を整理して
エージェント:
1. blueperiod_list_characters でキャラクター一覧を取得
2. blueperiod_get_raw_plot で各キャラクターの登場場面を確認
3. 関係図を分析してアーティファクトとして作成
blueperiod_create_artifact
→ title: "キャラクター関係図"
→ content: "遥 ↔ 樹(幼馴染、美術部)..."
4. アプリ内でHITL確認 → 作成作成されたアーティファクトは、以降のエージェントセッションでも blueperiod_get_artifact で参照できます。
効果的な使い方のコツ
コンテキストを節約する
blueperiod_get_project(軽量版)やblueperiod_get_metadataで必要最小限の情報を取得blueperiod_get_raw_manuscriptは対象セクションのみを指定して呼び出す- 全文が必要でなければ
blueperiod_get_outlineで構造だけを確認
Adit編集を活用する
- 全文書き換え(
blueperiod_overwrite_manuscript)は最終手段 - 基本的には adit-editing で部分的な修正を行う方が安全
original_snippetは正確に一致させる必要があるため、blueperiod_get_raw_manuscriptで取得したテキストをそのまま使用する
HITL確認を活用する
- 重要でない操作(読み取り等)は確認を省略する設定に
- 書き込み操作(編集・削除)は確認を有効に
- 確認ダイアログで内容を確認してから承認する習慣をつける
次のステップ
- overview — MCPの概要とDeep MCPアプローチ
- adit-editing — Adit編集の詳細なフォーマット